アルゴリズムに踊らさせすぎていませんか?
この記事の内容はpodcastでも話しています。
こんにちは、個人開発者のTakatsukiです。普段はストリーマーやVTuberさん向けのWebサービスを開発・運営しています。
今回のテーマは、全クリエイターや運営者が一度は悩むであろう「アルゴリズムとの向き合い方」についてです。
月間流入が「一瞬でゼロ」になった日
僕はWebサービスを運営して4年目になりますが、これまで何度もGoogleの検索アルゴリズムの変化を肌で感じてきました。
特に初期の1〜2年は「いかにアルゴリズムに好かれるか」を最優先に考え、サイト構成や記事の内容をガチガチに最適化していました。その甲斐あって、検索1位を獲得し、多くのアクセスを集めることができていたんです。
しかし、ある日突然、事件は起きました。
毎月5,000PVほどあった流入が、アップデートによって翌日には「ゼロ」になったのです。
あんなに頑張って調整したのに、一瞬で積み上げたものが消える。正直「やってらんない」という絶望感を味わいました。
アルゴリズムは「不変の真理」ではない
この「どんでん返し」を経験して気づいたのは、アルゴリズムはあくまで人間(プラットフォームの中の人)が作ったものであり、不変の真理ではないということです。
中の人の解釈や意図一つでルールは変わります。そこに依存しすぎると、ルールが変わるたびに振り回され、精神をすり減らすことになります。
そこで僕は決めました。
「アルゴリズムに好かれること」ではなく、「コンテンツの質を高めること」だけに注力しよう、と。
Twitterの「リンクなしツイート」は本当に正しいのか?
最近のTwitter(X)でも、「リンクを貼るとおすすめされにくい」「ハッシュタグは◯個まで」といったアルゴリズム対策の噂が飛び交っていますよね。
確かに、表示回数(インプレッション)を増やすという点では正しいのかもしれません。でも、「ユーザーにとっての質」という視点で見るとどうでしょうか。
例えば、僕が新しいツールの紹介をしたとします。
「こんな課題を解決できるツールを作りました!」というツイートに、もしリンクが貼っていなかったら。それを見たユーザーは「え、どこで使えるの?」と迷ってしまいますよね。
実際は投稿のツリーにリンクだけのツイートをするはずですが、よほど気にならないとそこまでチェックしてくれません。
アルゴリズムを気にしてリンクを削った結果、本当に届けたい人にツールを届けるチャンスを逃してしまう。これこそが「アルゴリズムに踊らされている」状態ではないかと思うのです。
たとえアルゴリズムによって多少表示回数が減ったとしても、「その情報を求めている人が、迷わず目的にたどり着ける」ことの方が、コンテンツとしての質は圧倒的に高いはずです。
結局、本質的な価値が最後に勝つ
現在の僕のメインサービス(はいしんツールキット)は、一時期流入がゼロになりましたが、現在は過去最高のPVを記録しています。
それは、アルゴリズム対策を必死にやったからではなく、「初心者の方でも迷わず設定できる丁寧な説明」や「配信者の悩みに寄り添った機能」など、当たり前の質を積み上げてきた結果だと思っています。
結局、アルゴリズムも「良いコンテンツをユーザーに届ける」という目的で作られています。一時的にアルゴリズムに嫌われたとしてもいいコンテンツを作り続けていればいずれおすすめされるタイミングがあるはず。
そのタイミングでファンになってもらえるように、小手先のテクニックに走るより、愚直にユーザーの方を向いてコンテンツを作るのが、一番の近道ではないでしょうか。
おわりに
これからは、アルゴリズムに振り回されそうな時ほど「これはユーザーのためになっているか?」と自問自答していきたい。そんな決意を込めて、この記事を残しておこうと思います。
また、同様の内容はポッドキャストでも話しています。まずは3ヶ月を目標に週2〜3本ペースで更新予定です。
もし「こんなことに悩んでいる」「これについて話してほしい」といったご意見があれば、下記の「おたよりボックス」からぜひメッセージをいただけると嬉しいです!

それでは、また次回お会いしましょう。